幻 の 文 学 碑 山本周五郎作「青ベか物語」のふるさと浦安
「青ベか物語」文学碑の建立について(趣意書)
山本周五郎の「青べか物語」は、昭和3年夏から翌年秋まで浦安に逗留し、その間 の日記を土台に書いた周五郎の代表的な作品である。
今年は、山本周五郎が浦安に居をかまえた昭和3年からちょうど90年にあたる。 今は、東京ディズニーランドで国内はもとより世界的にも
知られる「浦安」だが、 かっては「青べか物語の浦安」として、文学愛好者を中心に親しまれていた。
(*昭和37年6月には川島雄三監督・森繁久弥主演の映画「青べか物語」が封切ら れ、その舞台として全国的にも知られることになった)
「青べか物語」に描かれた当時の浦安は、人情味あふれる古き良き「浦安」を背景 に作者山本周五郎の庶民的共感によって裏付けられたものである。
一年余りの間に接 した人々びとや出来事、その自らの体験を土台にした小説の世界ではあるが、時を超 えた「ふるさと浦安」なのだ。
私たちは、人情作家山本周五郎のフアンであり、中でも名作「青べか物語」をこよなく愛している。
90年という節目の年にあたり、周五郎が逗留中の足跡をしらべ、 そのゆかりの場所に「山本周五郎 青べか物語」文学碑を建立し、史跡のひとつとし
たいと願っている。
山本周五郎の「青べか物語」は、昭和3年夏から翌年秋まで浦安に逗留し、その間 の日記を土台に書いた周五郎の代表的な作品である。
今年は、山本周五郎が浦安に居をかまえた昭和3年からちょうど90年にあたる。 今は、東京ディズニーランドで国内はもとより世界的にも
知られる「浦安」だが、 かっては「青べか物語の浦安」として、文学愛好者を中心に親しまれていた。
(*昭和37年6月には川島雄三監督・森繁久弥主演の映画「青べか物語」が封切ら れ、その舞台として全国的にも知られることになった)
「青べか物語」に描かれた当時の浦安は、人情味あふれる古き良き「浦安」を背景 に作者山本周五郎の庶民的共感によって裏付けられたものである。
一年余りの間に接 した人々びとや出来事、その自らの体験を土台にした小説の世界ではあるが、時を超 えた「ふるさと浦安」なのだ。
私たちは、人情作家山本周五郎のフアンであり、中でも名作「青べか物語」をこよなく愛している。
90年という節目の年にあたり、周五郎が逗留中の足跡をしらべ、 そのゆかりの場所に「山本周五郎 青べか物語」文学碑を建立し、史跡のひとつとし
たいと願っている。